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2004年12月1日
波乱の幕開けからはや十日が経った。最初の二日間はこの先どうなることかと心配されたが、序々に関係が改善され、今では一緒にソファーで寝るほどになった。

だんなはmeimeiを自分が選んだということもあって特にお気に入りの様子。二匹の関係がこじれていた二日間はmeimeiを監禁していた部屋にふとんを敷いて一緒に夜を共にしていた。おかげで私達夫婦は家庭内別居となってしまった。並外れて人なつこい性格のmeimeiにうちのだんなはもうメロメロだ。

我が家にきてから三日目にmeimeiをNicoのいるリビングに放した。最初はNicoにモーレツな猫パンチを何発もくらっていたが、負けずにNicoを追いかけて行く。小さな身体で元気いっぱいのmeimeiはどんなにNicoに辛く当たられてもくじけない。そのうちNicoもmeimeiの存在に慣れてきたのか、二匹の距離はどんどん縮まっていった。

あんなにmeimeiを嫌がっていたNicoなのに、今はmeimeiを前足でかかえて小さな耳や顔、全身を舐めまわしている。(たまにmeimeiが暴れると、Nicoの教育的指導パンチが飛ぶが…)ジャレて噛みあっている姿を見て、驚いて二匹を引き離したこともあったが、これが猫的遊戯らしい。本気でやったらもちろん流血になるハズ。Nicoを飼って猫をわかったつもりでいたが、知らないことがいっぱいあるのだと実感した。

多動児meimeiのおかげで今年は部屋にクリスマスツリーを置くことはできないが、二匹がだんごになっている姿を見るのが何よりのクリスマスプレゼントだ。今年の冬は気持ちがとっても暖かい。

2004年12月9日
今日はmeimeiを2回目のワクチン接種に連れて行った。

波乱の幕開けからは考えられないほど関係改善した二匹。Nicoはmeimeiの全身をグルーミングし、meimeiは小さな舌でNicoの顔をせっせと舐めている。寝る時はいつも一緒で二匹丸く寄り添って寝ている。ホントにこの世のものとは思えぬほどのかわいらしさ…。と、いうところまでいったのだが、ワクチン接種から帰ってきたmeimeiをまたNicoが威嚇しはじめた。

なんと関係が元の険悪な状況に戻ってしまった。正確にいうと、始めて隔離部屋からmeimeiを出したような状況だ。低いうなり声をだしてNicoがmeimeiを威嚇している。これには私もmeimeiもビックリ。今朝まであんなに仲良くしていたのに…。

注射をした時の消毒のにおいがイヤなのか、病院に来ていた別の動物のにおいが身体についてしまったせいなのか、いずれにせよNicoにとってmeimeiは「よそのコ」に戻ってしまった。人間は顔などで個人を特定するのだが、猫は匂いで個体を判別しているのかなぁ。

まぁ、始めて会わせた時も絶望的な関係だったけど三日ほどで関係がよくなったので、今回もそのうち仲良くなるだろうと放っておいている。しかし、今度またmeimeiを避妊手術に連れて行って帰ってきたらNicoの中で関係がリセットされてしまうのだろうか。これはちょっと憂鬱だぞ…。

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